自転車ラックにはどのような種類がある?選び方のポイントも解説

自宅や店舗など、自転車を利用する方にとってあると便利な自転車ラック。自転車ラックがあれば、駐輪するスペースが確保されているため、自転車ユーザーにとっては安心して駐輪することが可能になります。また、屋根などがあれば、雨や直射日光から自転車を守ることもできます。
ここでは、自転車ラックの種類から、自転車ラックの選び方について解説をしていきます。
自転車ラックの種類にはどんなものがある?

自転車置き場には、いくつか種類があります。それぞれ種類ごとに特徴が異なるので、違いについてみていきましょう。
*サイクルハウス
サイクルハウスとは、天井と壁が存在するタイプの自転車置き場です。自転車を屋内に収納することができ、人の目に触れられないことから防犯性が高いのも特徴です。また、屋根があるため、雨風、紫外線からも防ぐことができます。
サイクルハウスには素材の違いがあり、キャンプで使うテントのようなタイプは、組み立てが簡単な一方で、風に煽られやすいというのがデメリットとしてあります。物置のようなタイプでは、頑丈に作られているので、風に飛ばされにくい一方で、少し値段は張ります。利用環境によって選ぶことが大切です。
*サイクルポート
店舗などでよく見かけるのが、こちらのサイクルポートです。自転車置き場として、自転車を駐輪するスペースがあり、支柱に支えられて屋根が設置されているタイプです。風の影響は受けるため、強風の際には自転車が倒れてしまうケースはありますが、紫外線や雨からは防ぐことができます。
*サイクルスタンド
サイクルスタンドは、タイヤやハンドルを引っ掛けて自転車を駐輪させるタイプのものです。スポーツタイプの自転車に乗っている方は、見かけたことがある人も多いのではないでしょうか?
サイクルスタンドは、設置が簡単かつ低コストなので手軽に導入することができます。
自転車ラックの選び方のポイント

自転車ラックの選び方のポイントはいくつかあります。それぞれのポイントについて見ていきましょう。
*格納できる台数やサイズを確認する
自転車ラックの大きさはさまざまです。格納できる自転車が何台までできるのかは必ず確認しましょう。チャイルドシートがついたタイプだと通常の自転車よりも大きくなるため、考慮しておく必要があります。
*設置スペースの確認する
どこに自転車ラックを設置するのか考えておく必要があります。自転車の利用者が、どういったルートで自転車置き場まで向かってくるのか、導線を確認しておくことも大切です。また狭いスペースに、大きい自転車ラックを設置しようと思っても設置ができない場合があるため、設置場所を決めたらしっかりと寸法を測り、設置予定の自転車ラックが問題なく設置できるか確認しましょう。
*設置する場所の気候や環境などを考慮する
自転車ラックを設置する立地や環境によって、選ぶ自転車ラックが変わってきます。特に台風の影響を大きく受ける地域では、風に強いタイプのものが適しています。また、海沿いの潮風の影響を受けやすい地域や自転車の盗難が多い環境では、自転車を覆うことができるハウスタイプがおすすめです。
そのほか、雪が多く積もる地域だと、積雪の重みに耐えられるだけのものを選ぶ必要があります。利用する土地の環境によって選ぶ自転車ラックは変わってくるので、慎重に選ぶようにしましょう。
まとめ
自転車ラックにはさまざまなタイプがあり、利用環境によって選択肢は大きく変わってきます。自宅で使用する場合は、スペースに限りがあるため、適切なサイズのものを選ぶ必要がありますし、店舗に設置するのであれば、来客用のためにある程度自転車が何台も駐輪できるものがよいでしょう。いずれにしても、自転車を利用する人のことを第一に考え、利用者にとって不便なく利用できるものを選ぶようにしましょう。